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月刊コラム

2016年12月 ストップ違法薬物

 覚せい剤を始めとする違法薬物の蔓延に歯止めがかかりません。スポーツ界や芸能界でもしかり。2016年はプロ野球界に大きな足跡を残した清原和博元選手が覚せい剤取締法違反で逮捕されたのを皮切りに、人気歌手が逮捕されたり、週刊誌に使用を報じられた俳優が突然、引退するなどしています。体を蝕み、人生を破滅に導く違法薬物に決して手を出してはなりません。

 覚せい剤の恐ろしさは十分に知れ渡っています。覚せい剤を打っていれば食事をとらなくても平気なため痩せていき、やがて肝臓などの臓器がボロボロになっていきます。強い依存性があり、覚せい剤のために過去の栄光をすべてドブに捨てた清原氏は「薬物は恐ろしい化け物で怪物で悪魔」とした上で、「二度と手を出さないとは言えない。言い切れるのは自分が死ぬ時」と話しています。

 ヘロイン、大麻、コカインも体や精神に重大な影響を与えます。ヘロインの中毒者は2、3時間ごとに摂取しないと体中の筋肉に激痛が走り、悪寒、嘔吐、失神などの禁断症状に苦しみます。大麻を吸うと過去、未来の観念が混乱して思考が分裂し、幻覚や妄想などに襲われるようになります。また、何もやる気が起きない無動機症候群に陥るともされています。コカインを乱用すると、幻覚症状が表れ、体中を虫がはっているような錯覚を覚えるといいます。

 これらの違法薬物の販売、所持、使用に対し警察や厚生省の麻薬取締官が目を光らせているのですが、最近では取り締まりの間隙を縫うように危険ドラッグという代物がのさばっています。覚せい剤、麻薬、大麻などの違法薬物の化学構造に似せて作られていて、違法薬物と同じ作用をする成分を含むものが多く、中には麻薬や覚せい剤より危険な成分が含まれていることがあるそうです。

 これらの危険ドラッグを使用して意識障害、嘔吐、けいれん、呼吸困難などを起こし死亡したり、重体に陥るケースが多発していると言います。危険ドラッグを使用したための事件、事故も発生しています。東京・世田谷のマンションで隣人を切りつけて逮捕された男は、直前まで危険ドラッグを使用していたと言います。危険ドラッグを吸引して車を運転し、事故を起こしたケースは枚挙にいとまがありません。

 指定されている成分を含むドラッグを販売した者はもちろん、所持したり使用した者も処罰されるのですが、取り締まりを逃れるために「合法ハーブ」「お香」「アロマ」などとして、街中の小さな店舗で売られていたり、監視が届きにくいインターネットで販売されていたりします。

見た目では危険ドラッグと分からないように作られ、「合法で安全」「法規制されていない」などと説明しますが実際はすべて違法商品。使用すると人体にどんな影響があるか分からない、極めて危険な代物なのです。

 危険ドラッグは麻薬や覚せい剤への入門薬物になることから、県や県警では若者を中心に危険ドラッグの乱用防止を呼び掛けています。木更津市出身の俳優、中尾彬さんが「危険ドラッグ、持たない!買わない!使わない!」と話し掛けるポスターを見た人が多いと思います。人間を廃人にする麻薬や覚せい剤、危険ドラッグなどの恐ろしさを良く知り、安易に手を出すのは絶対にやめましょう。

 

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