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月刊コラム

2022年7月 参院選、自民勝利に感謝

 7月10日に行われた参議院選挙では、自民党が改選前から8議席増の63議席を獲得、単独で改選過半数を確保して圧勝しました。自公両党を併せた議席は146議席になり、参議院議席過半数の125議席を大きく上回りました。日本をけん引する政党として自民党を選択していただいた有権者の皆様に心からお礼を申し上げます。

 千葉選挙区では自民党現職の猪口邦子氏と自民党新人の臼井正一氏が当選しました。猪口邦子氏は市川市出身、3期目の当選です。初代の少子化・男女共同参画担当大臣を務め、ジュネーブで開催された軍縮会議の日本政府代表部特命全権大使も務めました。当選確実の知らせを受けて猪口氏は、「力強く努力して、千葉、日本、世界をより良いものにしていく」と語りました

 八街市で下校途中の小学生の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、5人が死傷した痛ましい事故を機に、猪口氏は公立小学校へのスクールバス導入を目指して積極的に活動しています。「勉強会」の会長として、事故後の昨年7月には公立小へのスクールバス導入を盛り込んだ通学時の安全・安心を求める緊急決議書を国家公安委員長に提出しました。さらに、8月にはスクールバス導入を目指す自民党の議員連盟を立ち上げて会長に就き、モデルケースとして八街市を含む全国5カ所でスクールバスを先行導入するよう政府に要望しました。

 元県会議員の臼井正一氏はこれまで、私たち自民党ちばの議員とともに、住み良く活気がある千葉県づくりに努めてきました。当選後、「国と千葉県の橋渡しをして、誇れる日本をつくっていきたい」と抱負を語りました。臼井正一氏の父は防衛庁長官、法務大臣を歴任した臼井日出夫氏、祖父は同じく衆議院議員を務めた臼井壮一氏。祖父、父の志を引き継いで、国政の場での活躍が期待されます。

 選挙期間中、安倍晋三元総理大臣が凶弾に倒れるというショッキングな事件がありました。岸田総理大臣は選挙後の記者会見で、安倍元総理大臣に哀悼の意を捧げ、国葬を行うことで日本は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示していくと述べました。

 初の国政選挙で圧勝した岸田内閣ですが、課題も山積しています。岸田総理自ら現在の状況を「戦後最大級の難局」と位置づけ、その上で、「(参議院選挙での勝利は)未来を切り拓けとの国民の皆さんからの叱咤激励であると厳粛に受け止め、重大な責任を感じています」と述べました。

 岸田内閣への国民の期待として真っ先に挙げられるのが、やはり、新型コロナウイルスへの対応でしょう。岸田総理も喫緊の課題として挙げていて、強化された対応力を全面的に展開するとの考えを示しました。また、エネルギー対策や物価高対策についての施策も力説しました。

 我が国の安全保障の強化も考えなくてはなりません。ロシアのウクライナ侵攻、中国公船の尖閣諸島周辺領海への度重なる侵犯、台湾をめぐる米中対立などで安全保障が改めてクローズアップされています。自民党は国内総生産(GDP)の2%以上を念頭に防衛費を増やし、日本を攻撃する国への反撃能力の保有を参院選挙の公約に掲げました。私たちは国を守る体制をしっかりと整え、他国の武力による侵犯に備えなければなりません。

 

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